2009年7月30日木曜日

『夜になるまえに』('00)


1980年にアメリカに亡命したキューバの詩人
レイナルド・アレナス(=右写真)の生涯。

面白かった。

レイナルド役はハビエル・バルデム。若い。

ハビエル・バルデムは英語作品に出たのはこの作品が初めてだったが
スペイン人俳優として初めてアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされた。

彼の骨格(特に顔)は
日本ではまずお目にかかれないような形をしてる。

横から観た時の額と鼻の角度は、一度観たら忘れられない。



スペインにはロッシ・デ・パルマみたいな女優もいる。
『キカ』('93)で初めて彼女を観たときは
ピカソがスペイン人だったことを思い出した。

ペドロ・アルモドバル作品の常連だけど
カフェで歌っていたところをアルモドバルにスカウトされたらしい。

どっちの俳優も好きだ。